御宝前の選び方
清水家具では、オリジナルの美しい御宝前・仏具を製造直売にてご提供しております。木取りから始まり、彫刻、仕上にいたるまで、全てひとつひとつ手づくりにより、お客様のご希望に応じてお作りいたします。御宝前におきまして、ダボは使用せず強度に優れたホゾ組による仕上など、素材、仕様など細部にわたり、熟練の職人によるこだわりの造りとなっております。
ひのき材
絹の様な目の詰まった光沢のある木肌が特徴。特有の芳香を持ち、耐朽性が高く水湿にも強い傾向があります。年数を重ねるうちに落ち着いた飴色に変色して行きます。国内の針葉樹の中で第一級の良材とされています。
タモ材
淡い黄色みのかかった薄茶色の木肌と美しい木目が特徴。広葉樹の中でも比較的しなやかで硬い木材として、昔より建具や家具の材料として好まれています。漢字では木編に佛の「梻」と表すように、安心感を与えてくれる木材です。
スプルス材
辺材は乳白色、心材は帯黄淡紅白色の美しい色調の木肌。水に対する耐性があり、バイオリンやギターなどの表板に利用されています。塗装との相性が良く、加工も容易で、日本では特に内装材など広い用途で使用されています。
- お客様のご希望に応じてお作りいたします。サイズ、素材、装飾、電装類、仕様等、ご相談ください。
- 御宝前につきましては、基本寸法を元にしたサイズ合わせの特注料金はいただいておりません。
- 全ての御宝前におきまして、ダボは使用せず、強度に優れたホゾ組による仕上となっております。
- ひのき材は国産ひのきを使用しております。
- 毎日のお給仕を考慮し、塗装が固く、耐久性、耐薬品性に優れたウレタン塗装を施しております。
- ひのき材、タモ材のらんまや棚板の彫刻につきましては、鳳凰を型取った手彫りによる手の込んだ造りとなっております。また、ご要望により家紋をお入れできます。
- スプルス材の彫刻につきましては、草木模様を施しております。(スプルス材のみ家紋をご要望の場合は別途料金を頂戴いたします。)
- ミニサイズの装飾は、型抜きのみとなります。
- 経机のひのき材、タモ材につきましては、引出しと脚部に彫刻を施してあります。
- ミニサイズ以外の御宝前につきましては、開き戸か引き戸をご選択いただけます。
- 全ての御宝前には、らんまの内側にLED照明が付属します。また、ミニサイズ以外には灯籠が付属します。
ご購入を初めてご検討されている場合、わからない事ばかりで心配されている方も少なくないと思います。例えば、以下のような不明点をよくご質問いただいております。
ご安置の場所は決まっているけれど合う寸法の御宝前があるか心配。
基本寸法を基に、幅・奥行き・高さをそれぞれのお宅にあったご宝前を手造りにてお作りしております。寸法のみの変更は特注料金をいただいておりません。(一部特殊な場合は除きます)
仏間や和室がない。
仏間や和室をお持ちでなく、洋間のみのお客様への納品事例もございます。リビングなど、それぞれのシーンに合わせた御宝前をご案内差し上げます。お問い合わせください。
新築の計画をしているが問い合わせのタイミングはいつ?
ご自宅の間取り等の計画段階よりご相談を承っております。間取りに合ったサイズや仕様をご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせ下さい。
我が家のご本尊様は(軸装・お像)だけど須弥壇(しゅみだん)の寸法がわからない。
ご希望のご本尊様に合わせて、内陣(ないじん)の仕様をご提案させていただいております。お問い合わせの際に詳細をお伺いいたします。
御宝前の大きさに対してご法号・総戒名・宅地因縁のサイズは(大・中・小)どれにすればいい?
ご法号・総戒名・宅地因縁のサイズにより、若干のバランスや美しい配置がございます。ご提案させていただき、仕様をご一緒にご検討いただきます。
御守護尊神様もちゃんとおまつりしたい。
お客様のご希望に合わせて、須弥壇(しゅみだん)の仕様の変更も承っております。御守護尊神様もご一緒にお祀りいただけます。
開き戸と引き戸の違い、どちらが使い勝手が良い?
開き戸は手前に開きます。引き戸は横にスライドしながら開きます。使い勝手や見た目だけでなく、お祀りする場所のサイズや仕様により各種おすすめいたしております。設置場所等と合わせてお伺いいたします。
お手入れ方法がわからない。
普段のホコリのお手入れは仏壇専用の毛ばたきで払ってください。お正月やお彼岸前の大掃除には、固く絞った柔らかい布での水拭き、ひどい汚れには、水で薄めた中性洗剤での水拭きを行ってください。
古くなった御宝前の処分はどうすれば良い?
交換時の古くなった御宝前につきましては、納入時に一緒にお引き取りをいたしております。お寺や教会での事前の処分をする為の法要をご相談ください。
購入予定はまだないけど、ちょっと教えて。
まだご購入の予定前のお客様でも、お気軽にご連絡ください。御宝前や仏具、仏事の事から建具に関わる事まで、できる限りお答えさせていただきます。